ShopifyでGoogle広告のコンバージョンタグをGTMで設置する方法

この記事ではGoogle広告(Google Ads)のコンバージョンタグやリマーケティングタグをShopifyで設定する方法を紹介します。設定にはGoogleタグマネージャー(GTM)を利用します。

GoogleタグマネージャーでGoogle広告タグを導入する際、以下の2つの方法があります。

  1. Googleタグマネージャーの設定をサポートするShopifyアプリを利用
    (Facebook広告やGoogleアナリティクスも使う方はこちらがおすすめ)
  2. Googleタグマネージャーで手動設定

Googleタグマネージャー用Shopifyアプリを利用する方法

Googleタグマネージャー用Shopifyアプリを利用すれば、上記の設定を簡略化することができます。
また、どの商品が閲覧されたか、カートに追加されたかの情報なども送られるようになります。

さらに、購入完了時にPurchaseイベントとして購入金額や購入された商品情報を一緒に送れます。そのため、より豊富なデータをGoogle広告側に渡せるようになります。

アプリの詳細は以下からご覧になれます。

Googleタグマネージャーの設定とGA4・Facebook広告などのデータ収集を簡単にするアプリ | Shopify App Store
Pafit Tag Managementは、Shopifyでのデータ収集とGoogleタグマネージャーの設定を簡単にするアプリです。ShopifyのECサイトのGoogleタグマネージャーの設定を簡略化し、Googleアナリティクスや各広告サービスにおけるデータ収集をサポートします。 Paf...

Google広告タグをGoogleタグマネージャーで手動設定する方法

Googleタグマネージャーを設定していない方は、Googleタグマネージャーを先に設定する必要があります。

ShopifyでGoogleタグマネージャーを導入する方法

ShopifyにGoogleタグマネージャーを設置していない方は、以下の記事を参考にGoogleタグマネージャーの設置をお願いします。

ShopifyでGoogleタグマネージャーを10分で設定する方法
この記事ではShopifyでGoogleタグマネージャー(Google Tag Manager, GTM)を10分で設定する方法を2つ紹介します。 1.Shopifyのテーマのコードを編集する方法、2.Shopifyのアプリを利用する方法。注意点としては関係のないコードを編集しないようにお気をつけください。心配な方は2番目の方法であるShopifyアプリの利用をご検討ください。

 

コンバージョンIDのコピー

Google広告の管理画面に移動し、広告アカウントを選択します。
アカウント選択後、以下のような画面が表示されます。

「+」(青色の+ボタン)をクリックします。

Google広告の管理画面(コンバージョン作成ボタン)

次に「ウェブサイト」を選択します。

Google広告の管理画面(コンバージョンでのウェブサイト設定)

カテゴリは「購入」、コンバージョン名は「購入(Shopify)」にし、値は「このコンバージョン アクションでは値は使用しない(非推奨)」を選択します。

Google広告の管理画面(コンバージョンアクションの内容)

「作成して続行」をクリックします。

Google広告の管理画面(コンバージョンアクションの作成ボタン)

「Googleタグマネージャーを使用する」を選択します。

Google広告の管理画面(アクションでのGoogleタグマネージャーの利用方法)

コンバージョンIDとコンバージョンラベルは後ほどGoogleタグマネージャーで利用します。

Google広告の管理画面(Googleタグマネージャー用コンバージョンIDの表示)

Googleタグマネージャーでタグを追加

Googleタグマネージャーに移動し、以下のようなワークスペースのタグ一覧画面を表示します。
「新規」をクリックします。

Googleタグマネージャーの新規タグ作成ボタン

以下の3ステップを行い、タグマネージャーの設定を完了します。

  1. コンバージョンリンカータグの追加
  2. コンバージョントラッキングタグの追加
  3. リマーケティングタグの追加

コンバージョンリンカータグの追加

「タグの設定」をクリックし、「コンバージョンリンカー」を選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョンリンカー作成
Googleタグマネージャーでコンバージョンリンカーを選択

トリガーは「All Pages」を選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョンリンカーのトリガー

トリガーの名前は「Google Ads – Conversion Linker」にし、「保存」をクリックします。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョンリンカーの設定内容

Google広告のコンバージョントラッキングタグの追加

新しいタグを追加します。

Googleタグマネージャーの新規タグ作成ボタン

タグタイプは「Google広告のコンバージョントラッキング」を選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョントラッキングの選択

「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を入力します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョントラッキングのID設定

トリガーは「Purchase」にします。
「Purchase」トリガーは自作トリガーになり、以下の記事を参考に追加する必要があります。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョントラッキングのトリガー
GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョントラッキングのトリガーの詳細
Purchaseトリガーの内容はこのようになっています。

最後にタグ名を「Google Ads Conversion – Purchase」にし、「保存」をクリックします。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のコンバージョントラッキングの最終設定内容

コンバージョン値(購入金額)やトランザクションIDを一緒に記録したい方はShopifyアプリの利用をおすすめします。
コンバージョン値(購入金額)が記録されることでROASやCPAを計算できるようになります。

Google広告のリマーケティングトラッキングタグの追加

新しいタグを追加します。

Googleタグマネージャーの新規タグ作成ボタン

「Google広告のリマーケティング」タグを選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のリマーケティングの選択

コンバージョンIDを入力します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のリマーケティングのコンバージョンID

トリガーは「All Pages」を選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のリマーケティングのトリガー

最後にタグ名を「Google Ads Remarketing – All Pages」にし、「保存」を選択します。

GoogleタグマネージャーのGoogle広告のリマーケティングのタグ名の内容

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