この記事ではSnapchat広告のSnap Pixel(Snapchat Pixel)をGoogleタグマネージャーで設定する方法を紹介しています。
主にShopifyでSnapchat広告をお使いの方向けの記事になりますが、タグマネージャーを利用中の方であれば、同様の方法でPixelの設定を行うことができます。
ShopifyでGoogleタグマネージャーを導入する方法
ShopifyにGoogleタグマネージャーを設置していない方は、以下の記事を参考にGoogleタグマネージャーの設置をお願いします。
Snap Pixelコードの作成
どの設定方法でもまずはSnap Pixelコードの作成を行う必要があります。
以下のような流れで作成します。
- Snapchatアカウントの作成またはログイン
- 広告アカウントの作成
- Snapchat Pixelの作成
Snapchatアカウントの作成
Snapchatアカウントをお持ちではない方はこちらにアクセスし、アカウント登録を行う必要があります。
新規登録の方は必須事項を入力し、「Sign Up & Accept」をクリックします。
アカウントをお持ちの方は「Login」をクリックします。
広告アカウントの作成
次に表示されるSnapchat Adsの広告アカウント作成画面で以下の項目を入力し、「Next」をクリックします。
基本的に英語名を入力することをオススメします。
- Business Name:法的な会社名などを入力
- Business Email:メールアドレスを入力
- Your Name:ご自身のお名前を入力
日本の会社の場合、Countryは「Japan」にします。CurrencyはJPYを選択できないため、「USD」などを選択します。
そして、「Next」をクリックします。
Snap Pixelの作成
次に「Event Manager」をクリックします。
「New Event Source」をクリックし、「Create Snap Pixel」を選択します。
表示されるポップアップ内の「Confirm」をクリックします。
Set Up Web Eventsの「Pixel Code」を選択し、「Continue」をクリックします。
以下のような画面が表示されればSnap Pixelの作成が完了しました。
Snap PixelのIDは「snaptr(‘init’, ‘XXXXXXXXXX‘, {」の「XXXXXXXXXX」の部分になります。
Snap PixelをShopifyで設定する3つの方法
Snap PixelをGoogleタグマネージャーで設定する際、Shopifyをお使いの方は手動で設定したり、アプリを利用する方法があります。
Snap Pixelに広告費をそれなりに投入する予定がある方はアプリを利用することをオススメします。様々なデータをSnapchatに送ることができ、広告配信の精度やターゲティングに活用することができます。
- タグマネージャーで手動設定する方法
- Shopifyアプリ「Pafit Tag Management」を利用する方法
- ShopifyのSnapchatアプリを利用する方法
また、3つ目の方法としてShopifyのSnapchatアプリを利用することもできますが、様々な広告配信サービスを利用されている方はタグマネージャーの利用がオススメです。
Snap Pixelをタグマネージャーで手動設定
タグマネージャーに移動し、タグページで「新規」を選択します。
タグの設定をクリックします。
「コミュニティテンプレートギャラリー」を選択します。
「snapchat」と検索し、「Snapchat 作成者:luritic」を選択します。
「ワークスペースに追加」をクリックします。
「追加」をクリックします。
Snap Pixelのテンプレートがワークスペースに追加されます。
次に以下の設定を行い、「保存」をクリックします。
- タグの名称:Snap Pixel – PageView – All Pages
- Account ID:Snap PixelのID(先程作成したPixelのID)
- Snap PixelのIDは「snaptr(‘init’, ‘XXXXXXXXXX‘, {」の「XXXXXXXXXX」の部分になります。
- トリガー:All Pages
右上の公開をクリックし、公開を済ませます。
以上で作業は完了になります。
Pafit Tag ManagementでSnap Pixelを導入
手動設定ではPageViewイベントを記録する方法を紹介しましたが、Pafit Tag Managementを利用すると、以下のようなSnap Pixelのタグが自動設定できます。
本アプリを利用すると、購入情報(PURCHASEイベント)や商品閲覧情報(VIEW_CONTENT)などをSnapchat広告に送れるようになり、広告配信に活用することができます。
詳細を知りたい方は以下をご覧ください。